公開日 2022年04月26日(Tue)
4月26日(火)に肝属中央家畜市場で県学校農業クラブ及び全国和牛登録協会鹿児島県支部主催の「第12回全国和牛能力共進会に向けた調教指導」が開催されました。
本校からは,選手として畜産科3年生の有馬翔太郎さんと1年生の森元陽哉さんが,運営補助として畜産科の生徒8名が参加しました。また,調教指導のための育成牛を本校から8頭出品しました。
本講習会では,JA鹿児島きもつきの職員である講師2名が,生徒たちに長縄調教(牛から離れた位置から縄1本で牛を立たせる)のやり方,繋牧の仕方など丁寧に教えてくださいました。
長縄の扱いを教わる1C森元さん
牛を移動させる際の縄の扱い方を教わる生徒たち
縄を使って牛の顔の位置を微調整する様子
事前に長縄調教のやり方をDVDで観てから参加した生徒から
「やり方を理解していたつもりだったが,実際にやってみると難しくうまくいかない。学校でも練習しないといけない。」という声が聞こえてきました。
講習会終盤に無事立たせることができた生徒たち。牛を褒めることも大切な要素です。
今回は,コロナ渦ということもあり,選手としての参加できるのが2名のみとなってしまいましたが,参加した生徒たちが,この講習会で得た知識と技術を各学校の生徒たちへ伝え,鹿児島県全体の牛の調教技術向上につながってくれればいいなと思っています。