公開日 2022年12月28日(Wed)
本校の肉用牛専攻生は株式会社カミチクが主催する未来の農業人育成プロジェクトに参加しています。
このプロジェクトの1つとして,11月21日に行われた南九州枝肉共励会に出品した牛のお肉を地域の子ども食堂へ寄付し,地域の方々へ還元する取組が行われています。
12月24日に行われた子ども食堂では,生産者として,本校畜産科の生徒6名(3C:4名,1C:2名)も参加しました。
まずは,子どもたちに簡単な牛クイズを行いました。
普段,牛について学ぶ機会がないこともあり,「へぇ~」,「そうなんだ~」といった声がこどもたちから聞こえてきました。
生徒たちも日頃の活動について説明する機会があまりないので,学校の活動を地域の方々に知ってもらう良い機会になったのではないでしょうか。
クイズの後は,お肉の実食を行いました。
今回提供されたお肉は,生徒たちが32ヶ月間愛情込めて育てた隆輔号のもので,南九州枝肉共励会の高校生の部において,最上級A5ランクで金賞を受賞した黒毛和牛肉です。
今回のおかずでは,ハンバーグと焼き肉にこのお肉が使われていました。
(野菜も本校が提供したものが含まれているそうです)
食事をする子どもたちからは「おいしい!」という声が多く聞こえてきました。
この言葉は生産者にとって何よりもうれしい言葉だと思います。また,本校生徒たちもその声を聞き,今後の飼養管理へのモチベーションが高まったのではないでしょうか。
お肉の提供は,年明けにもまた鹿屋市内のこども食堂で行われる予定です。
ぜひ,あしを運び,本校の黒毛和牛肉をご賞味ください!